注文建築

目指すは『建てない建築家』

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数年前までは、「自分がデザインしたオシャレな建物を沢山つくりたい」

うん。。。

心から純粋にそう思っていたが、今は単純にそうは思わないし、そうは思えない。

平成20年10月1日時点での総住宅数5759万戸に対して、総世帯数は4999万世帯と、約760万戸の空き家を抱え、現在では800万戸を超えている。

2040年には空き家率が40%を越すと言われている。

建物が好きだからこそ、空き家を見る度に悲しくなる。

建物が助けてくれと泣いているように見える。

なぜこんなにも空き家が増えるのか、、、

人口減少も原因として大きいが、僕が考えるには

きっと、家への愛着がだんだん薄らいでいるからだと思う。

屋根も壁もメンテナンスフリー。

昔は少しの補修程度ならみんな自分で直した。

手間の掛からない家に愛着なんてなかなか湧かない。

新築を一件建てるごとに一件空き家が増えるかと思うと胸が苦しくなる。 

けれど、そうは言っていられない。

誰もが、綺麗で便利なお家に住みたい。

すでに日本の住宅性能は昔に比べ格段と良くなっている。

世界の色々な住居を見てきた。

トルコ(カッパドキア)の年中室温18℃である洞窟の住居であったり、遊牧民の移動式住居であったりそれが本当のスマートハウスだと僕は考える。

そこで生活している人は水は自分で汲みに行き、電気も自分で調達する。だからHEMSなんて無くても自分が一日に使う水や電気の量を知っている。

日本も昔はそれに近い生活を送っていた。

けれど、こんなにも便利になってしまったのだから、もう昔に戻る事は難しい。

でも、その事を知った上で建てる家と知らずに建てる家ではきっと違う、、、

僕は人間が建てる建物も豊かな自然も大好きだ。

いつも自然が僕のデザインを助けてくれる。

大きな声で『家を建てましょう!』とは言わないが、

どうせ建てるのであれば、僕に一生住み続ける建物を任せて頂だけないだろうか。。。

そして可愛い子供を育てるように、

一緒に僕と「タテモノ」を育てていきませんか?

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